高校時代、僕のグループは休み時間になるとトランプを持つ友人の席に集まり、鬼のように大貧民を楽しんでいた。
ルールは以下の通りだ。
- スペード3:ジョーカーに勝つ
- ジョーカー:全部に勝つ、スペ3には負ける
- 7渡し:7を出したら、好きなカードを隣の人に渡せる
- 8切り:場をリセットする。
- 10捨て:10を出したら好きなカードを捨てることができる
- 11バック:出した時だけ強さが逆になる。つまり3が最強
- 縛り:マーク、数字で出せるカードに制限をもたらす
- 鬼しば:例えば♠️3、♠️4と出したら次は♠️5、もしくはジョーカーしか出せなくなる
- 革命:同じ数字4枚で強さが逆になる、つまり3が最強
- 階段革命:3,4,5,6みたいな4連を出すと革命
- 都落ち:大富豪がトップで上がることができなかった場合、次のゲームで無条件で大貧民
- カード交換:大貧民と大富豪、貧民と富豪のプレイヤーがそれぞれ手札の中で最も強いカード(大貧民は2枚、貧民は1枚)と好きな(必要のない)カード(大富豪は2枚、富豪は1枚)を交換する。
これでも多いように感じていたのですが、wikipediaを調べてみたらローカルルールが溢れていて驚いた。
例えば、テポドン
これは手札に同一のカード4枚が揃い、且つ、ジョーカーも2枚全て手札にある時、そのプレイヤーは以上の6枚を出した時点で上がることができる。北朝鮮のニュースが話題沸騰していた時期に作ったルールなんだろうなと予想できる。
ちょっとスカした名前で言えば、王の特権
Kを3枚出すことで左右どちらかと手札を交換することができる。
なんだろうこのチート能力、でも面白そう。
自分のいらないカードを押し付けて逆に貰ったカードも弱いカードだったら絶望。
楽しい日本の文化だなって思っていたら海外にも似たようなゲームがあるらしい。
- グレートダルムチ
- アーシュロッホ
- ティチュ
などだ。「おーい磯野〜アーシュロッホやろうぜ!」そんな声が聞こえてきたら、ついつい驚いて見てしまうだろう。
さらに公式で日本大富豪連盟という団体もいるみたいです。
大会動画もあるみたいだから興味ある人はチェックしてみると良い。
アプリでも大富豪できる時代になったから良い世の中だよな。
大貧民の漫画とかあっても良いのに、ヒカルの碁とライアーゲームを足した感じのテイストでさ!
「こいつの8切り、なんて切れ味だ・・・」
「さぁて・・・ピエロは誰かな❤︎」
「まて、あいつは・・・鬼縛の佐藤だあああああ!!」
「さぁ、貧民・・・王に身柄を献上せよ!!」
「ジョーカーを刺せる、唯一の剣を知っているか・・・?スペードの3!!」
「・・・Revolution」ここで覚醒
なぁに書いているんだ僕は。つまり何が言いたいかというと、あの頃に戻りたいってことさ。
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