毎朝満員電車に乗車している僕がこれまでを振り返って、心を揺さぶったモンスター達を図鑑形式でまとめました。
電車内モンスター図鑑
ゼロ距離おじさん
『・・・!!!!!!!(0距離)』
その名の通り顔の目の前にゼロ距離で君臨する男性のことを指す。皆が同じ方向を向いているのに1人だけ逆向きなのでこのような現象が起きてしまう。特徴は鼻息が荒い。
舌打ちリーマン
『・・・チッ(クソデカ溜息)』
スーツを着た普通のリーマンだが、心は闇。ちょっとのことで直ぐに苛立ちついつい口の中の楽器で舌打ちを奏でてしまう悲しい生き物。皆平等に苛ついていながら我慢している現状で、己のストレス発散会場にしてしまう冷酷さが売りである。
両扉のガーゴイル
『・・・(すぐには降りない)』
乗り降りの扉の両端に君臨する悪魔。頑なに座ろうとせず石のように全く持って動かない。降りる人がいても自分は微動だにしないので舌打ちリーマンの餌食になる者もいる。但しノーダメージ。
風神
『ぶぅえくしょおおんんんんん!!!!!!(爆音)』
咳やくしゃみを連発するにも関わらず、マスクないし手で塞ぐという行為を一切しない風邪の神。中年のオヤジによく見られる。満員電車だと直にかかる場合もあるのでこのご時世殴り合いの喧嘩に発展することも少なくないだろう。
ピュアバーサーカー
『つぎはしんばしっ!しんばしっ!(車内絶対零度)』
全く持って意味不明な人。不思議と朝に遭遇することは少ない。昼間の空いた時間などに遭遇する確率が高い。車掌さんの物真似などをしているなど個体によって行動は様々だが、出現した際の電車内の緊張感は計り知れない。
くそでかリュックマン
『North Face(真四角リュック)』
馬鹿でかいリュックを背中に背負ったまま、満員電車に乗り込む不届き者。人の目を気にすることなく、我が物顔で乗車する姿は子供に絶対に見せてはいけない。
音漏れ大好きマン
『シャカシャカシャカシャカ(馬鹿でかい音)』
あの・・・耳壊れるよ・・・?と心配しそうになるぐらいシャカシャカ耳から音を放つもののことを指す。大抵iphoneなどに付属する純正イヤホンを使用している。イヤホンが耳に合っていない。
乗車率120%マン
『駆け込み乗車はおやめくださぁああい!!!!!(絶望)』
完全になることは不可能なのにパンパンの乗車口に体当たりしていく人。その姿はまるで先を越されて行き場のない精子のようだ。
外見たいマン
『キュッキュッキュッキュッ(街並みチラッ)』
車内と外の気温にギャップがある際、窓が曇って外が見えなくなるが、己の掌で窓を擦り外を確認するもののことを指す。迷惑はしていないが生理的に受け付けない。あと臭そう。
スメルマン&スメルレディ
陽キャ『なにこの車両臭っ!!』
恐ろしい体臭、もしくは香水のかけすぎで最早何がなんだかわからない歩く公害状態になっている人のことを指す。チョコレートなどの甘い匂いは特に地獄である。
クライベイビー
『あぁあぁぁ↓あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛↑↑↑』
デーモン小暮ばりに声量がある赤ん坊のこと。度が過ぎると人間だもの、イライラしてしまうことはある。ただ元気なのは良いことだ。未来に懸けよう。
是が非でも新聞おじさん
『・・・(朝日新聞バッサァァ)』
満員電車にも関わらず新聞を読んでいないと死ぬ病にかかっている者。小さく折り畳んでこじんまりと読んでいるのなら兎も角、大鷲が翼を広げて飛び立つかの如く新聞を広げるのは流石に迷惑だと思う。
つり革大好きマン
『絶対に離さないからな!!!!』
どんなに荒い運転をして身体が縦横無尽に揺さぶられても決して吊り革を離さないところは良いのだが、吊革が本体かの如くまるで海中に漂うイソギンチャクのように大袈裟に揺れるのはかなり困る。深夜帯の飲み会帰りの男性に多い。
つり革大嫌いガール
『その踊りで魅了しろ。』
若い女性に多い。つり革は汚いと思っているのか、低身長で吊革を掴むのが困難なのか不明だが決して吊革を持とうとしないポリシーを持っている。更に体幹も特に鍛えていないので軽い揺れでも体当たりしてくるケースもあるので注意が必要。主にスマホを構っているのでぶつかられたとしても全く悪ぶる様子はない。
スーツケースマン
『無人島で一ヶ月過ごすつもりなのかな。』
大学生に多い。空いている社内でもたまに一人でに動く馬鹿でかいスーツケースを目撃する。満員電車でも目撃例が相次ぎ、一人分の料金で3人分の乗車スペースを取るのでたまに殺意ある目で睨まれている光景を目にする。なお、当人は気付いていない模様。
空席の守護者
『空いてるよ、でも誰にも座らせない。』
目の前の座席が空いているのに何故か頑なに座ろうとしない魔物。何故か終点までずっと立っている不届き者もいるので、次の駅で降りるのかな?と思うと痛い目を見るぞ。
Team登山
爺婆『キャッキャッ(ざわざわ)』
余生を山登りに費やす老人の群れを指す。早朝の電車内に出没する。見分けるのはとても簡単。モンベルとコールマンのそこそこでかいリュックを背負っていながらThe 登山の格好をし、馬鹿でかい声で大多数で戯れている。見かけたら、「この人達は明日亡くなってしまうのかな・・・」と考え、許してあげよう。
満員カモフラージュ民
『だから、ここが好き。』
外から見ると、これはかなり混んでいるな・・・と思わせておきながら、いざ乗車すると座席の前はかなりスペースが空いている。己のスムーズな降車のために中に詰めない民族である。
足組みナルシスト
『短足だからこそ組みたくなる。』
イケメンはあまり見かけない。ブサイク短足男によく見られる。ガラガラならまだしもそこそこ混んでいる中で足を組むので余分なスペースを持ってかれる。また、何を踏んだのか分からない汚い靴底が自分に当たりそうになるのは恐怖そのものである。
七人掛六人衆
『”ゆとり”を持っているか?』
初見はトリックアートなのか?と目を疑ってしまうが、特に太っているわけでもないのに少しづつスペースが余分に消費され、一人分のスペースを潰している状況のことを指す。何故こうなってしまうのかは神のみぞ知る。
淫獣(本物)
『勃起、露出。』
無心でtwitterを眺めているとたまに報告される珍獣のことを指す。電車内の女性をおかずにし、自らの粗末な陰茎を公共の場で慰めるある意味動物らしい動物。だからと言って許すわけもなく私刑と法のもと罰せられるであろう。
淫獣(偽物)
『陰の叫び。』
クソブサイクな下品な女とキョロ充によく見られる妖。イケてるグループでは決して話さないのに、自分の都合の良い時だけ公共の場で馬鹿でかい声で淫らな話をするその姿はまさに陰獣。
肘打ちガチ勢
『もはや格闘技。』
ババアによくいる。満員電車の中、誰もが同じストレスを抱えている中で自分だけが押されたと勘違いし自らのその汚れた肘を使用して周囲に危害を加える化物。自分がされたら倍にして返してやろう。因果応報である。
インターセプター
『”並ぶ”を忘れた猿。』
電車が駅に到着する前に日本人ならほぼ全員がしっかり列として並ぶのに、謎の二列目を勝手に作り、最初に並んだ人と同スピードで乗車する肥溜の中のクソ野郎のこと。見かけたチンパンジーのパン君もびっくりして腰を抜かすであろう。
クソガキ
『躾のない、自由。』
大前提として子どもは宝である。だからと言って躾無しに野離しにしてはいけない。まず責めるのは親だ。電車内を奇声をあげて縦横無尽に暴れる我が子を、知らん顔してスマホをぽちぽちする姿を見るとまさにカエルの子はカエルなのだと逆に趣がある。そんな親を見かけたらじっと見つめてあげよう。
痴漢(殿堂入り)
『日進月歩』
究極と言わざるを得ない、完成されたゴミのこと。自らの性欲処理のために女性にトラウマを植え付ける犯罪者。こいつのせいで冤罪という認識が強まって今では痴漢と勘違いしてしまう女性のことを悪く言う人も出てきてしまっている。排除する対象が間違っている。間違いなく間違っているのは”痴漢”である。
まとめ
僕が実際に遭遇したモンスター達の図鑑でした。一体一体の力が強いのですがこれらのモンスターは同時に出現することもあるので、ラスボスに到達する前にダウンさせられてしまう人も多数いる模様。皆様もお気をつけて。
みんなのコメント