ほんのり春の兆しが見える暖冬の毎日だが、僕はいつも通り星の見えない街を自転車で風を切って走っていた。
イヤホンは条例違反なので付けられないのだが、そうするといかんせん耳が寂しい。
ということで、暇を持て余し1人思考に励むのだが今日は大変愚かでくだらないが「下品な言葉」に対して考えていた。
具体的にいうと、下品な言葉を別の言葉に置き換えれば下品じゃなくなるんじゃないか?ということについて考えていた。
何を言っているのか分からないと思うがこれには重要な意味合いが隠されている。
下品な言葉を変えてみた
うんこ
例えば、うんこだ。
小学校の時、ただただ学校でうんこをしただけであだ名が一瞬うんこマンになった奴を見たことないだろうか?
これはとても悲しい出来事だ。付けられた側は勿論、うんこサイドにも失礼である。そもそもうんこはカタツムリでもするくらい生物だったら当たり前の生理現象だ。むしろしないと死ぬまである。
こう言った些細な教育を国語の時間にするべきだと僕は虚空を見つめながら考えていた。
ではこの例題である、うんこをどのような言葉に変えればこういったイジメに近い事象の歯車を止めることができるだろうか。
いくつか代替案を用意してみた。
シャイセ
まずはただただドイツ語にしてみた。これにマンを付けてみよう。シャイセマン、そう・・・ちょっとヒーローっぽくなるのである。
因みに若干異なるが語感は「しゃんせ」という言葉に似ている。これは滋賀の方言であり、野球拳でも使われている。野球するならこういう具合にしりゃしゃんせというフレーズを聞いたことはないだろうか?意味はしてみてください的なやつだ。つまりシャイセしゃんせでうんこしてみてくださいとなる。
女の子の場合はシャンセだとちょっと日本感があるのでシャンゼリゼとかいいと思う。語感は似てるし。催したらシャンゼリゼ通りにお花を買いに行ってきますわと友達に声をかけたら下品かつ上品な混沌を表現できる。
ブリュッセル
言わずも知れたベルギーの首都ブリュッセルだ。EU本部が置かれている都市でもあるこの単語だが、どことなく排便時の音を彷彿させる。
休み時間になったら徐に席を立って
「おい、お前どこに行くんだよ。サッカーしようぜ!」
「ブリュッセルに行くからごめん。」
「え・・・」
的な会話ができたらちょっと洒落ている。暗号的に使うのも良いと思う。何も知らないクラスメート達はベルギーに何で行くんだろう?と首を傾げるはずだろう。
ベンジョイ
エンジョイと便所でシンクロ召喚した結果がベンジョイです。
いかにも楽しそうな感じが伝わってきます。TOTOのキャッチコピーに採用されてもおかしくない。
「ベンジョイしようぜ!」
「ちょっとベンジョイしてくる!」
「ベンジョイ!音楽は鳴り続ける!」
など汎用性も高く、語感も良い。親も子供に排便を教育する時にレッツベンジョイ!と楽しくうんこを勉強することができるのでおすすめです。
ちんこ
息子とか愚息とか色々オブラートに包まれるこの単語を僕は下品と思ったことはないが社会はそれを許さない。ちんすこうは良くてちんこはいけない理由が分からない。
Man in the Mirror
鏡の中の男を指すイカした言葉だ。ジョジョのスタンドにもなっている。元ネタはマイケルジャクソンの名曲。
目の前の現状に目を背けないで、まず自分自身を変えようぜ的な歌詞ですが大きさに悩んでいる人にはぴったりです。
高須クリニックのCMソングになればいいと思っている。
因みに「マニザミロォ」と言うと本場の発音っぽく聞こえるぞ。
アソビ
どことなく和を感じさせながら遊び人的な雰囲気も持ち合わせているこの言葉を使うのはどうだろうか。男性はアソビで女性はアソバセ。
痴情のもつれ時には是非
男「アソビ?」
女「アソバセ」
「山」「川」的な暗号で交尾をスタートさせるとお洒落だと思います。
tink
え?ちんこじゃんと思いがちだが「ティンク」という英単語である。意味は「高音を発する」的なやつだ。例えば鈴などチリンチリン高い音が鳴るがそれを英語ではtinkというらしい。
直感的にイチモツを連想するが巨根ではない。子供のティンティンという感じだ。じゃあ大人のはなんて言ったらいいんだよという諸君には「boron」なんてどうだろうか。
硼素のことを指す英単語なのだが、硼素は黒褐色の硬い固体なのだそうだ。なんだ完璧じゃないかズボンから出すときもボロンというオノマトペが絶妙にマッチする。
子供「Tink!」
女「あらあらまぁまぁ」
男性「Boron・・・」
女「おんやぁ・・・!?」
なお、大人でも「tink///」という人も存在する。
アナル
ケツの穴のことだがアナルは名詞ではない。正しくはアヌスだ。アヌスの方がエジプト神話に出てくる神みたいで良いと思うのだがどのアダルトサイトを見てもアナルと分類されている。
深淵
水の深く淀んだ場所を指す言葉らしい。ニーチェの「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」でネットで有名である。
この言葉を念頭においてアナルもののAVを見るとなんだかゾワっとくるものがある。
少し脱線するが神様の捉え方が海外と日本で異なっていることを知っているだろうか?海外では神と人間が密接に関わっているように思える。例えばクリスマスや謎の十字架模様の痣ができた時に神の御加護だ!的に盛り上がる。
反対に日本では神は触れてはいけないもののような存在である。神の加護などではなくお供えをして、ただただ神様に感謝したり、地元のおばあちゃんとおじいちゃんがあの場所は神様の通り道だから近づいてはいかん!的なことを言っているシーンをオカルトTVで見たことはないだろうか?
ということはアナルもののAVを見て寒気を感じた僕はアナル=神と認識したのかもしれません。そういった意味で深淵という言葉はからあげにレモン、ブリにスダチ、フライドポテトにケチャップ並にシックリくるものなのかもしれません。
まとめ
読み返してみると最初から最後までインフルエンザにかかったときに見る夢のような、支離滅裂な内容で困惑しました。
3,000文字を超える執筆で僕がどうしても伝えたかったことは「下品と呼ばれる言葉も言葉自体は悪くない、使う側が悪いのだ。」ということなのです。
名前を放つだけで下品と罵られる言葉達を少しでも守りたいという一人の日本人の思いがこの記事に込められているのです。分かったら悔い改めろ!このスモールTinkの深淵ガバガバブリュッセル野郎ども!
いや、本当何を書いてるのだろう。僕は、壊れてしまったのか・・・?
みんなのコメント
日記シリーズの新作待ってました
ありがとうございます
ブリュッセルさん、コメントありがとうございます。
まさか日記シリーズを読んでいる方がいるとは思いませんでした。
これからも低俗かつ下等でゴミの吐き溜めみたいな記事を連発していきますね。