Airpods Pro 完璧ではないが十分に感動できるレベルだった件

airpods pro

どうも僕(@boku_alone)です。遂にきましたね、Airpods Pro!

予告なしの急な販売でしたが無事に届いたので早速レビューしたいと思います。

結論は、すげえ感動した!95点!当分イヤホン買わなくていいや!です。

開封します

毎度ワクワクさせてくれるパッケージです。

AirpodsProの外箱

イヤホン部分にエンボス加工が施されています。箱サイズはかなりコンパクトでした。

内容物は以下の通りです。

  • Airpods Pro
  • ケース
  • ライトニングケーブル to USBtypeC
  • 説明書

AirpodsProの内容物

付属のイヤーピースは「S,M,L」の3種類です。Mサイズが最初から付いています。

AirpodsProのケース

充電するとライトが光ります。

バッテリーに関しては以下の通りです。

  • 1回の充電で最大4.5時間の再生時間
    • アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間
  • 1回の充電で最大3.5時間の連続通話時間

AirpodsProの充電ポート

充電ポートは残念ながらライトニングケーブルです。

AirpodsProのケース背面

背面にはボタンがあります。ほぼ使いません。

AirpodsProのイヤホン

イヤホンはこちら。うどん部分が短くなりました。

因みに、耐汗耐水性能IPX4になりました。

耐水性能は水の飛まつに対しての問題ないレベルなのでシャワー、お風呂、プールなどで使用するのは控えましょう。

運動時の汗や軽い雨ぐらいは耐えられそうです。

AirpodsProのイヤホンのスピーカー

センサーは従来から色々なものが付いています。

  • デュアルビームフォーミングマイクロフォン
    • 従来と同じ、周囲のノイズを取り除いてくれる機能だそうです。
  • 内向きのマイクロフォン
    • 従来にはないです。耳の内側の不要な音を聞き取り、アンチノイズ機能で取り除くそうです。
  • デュアル光学センサー
  • 動きを感知する加速度センサー
  • 音声を感知する加速度センサー
  • 感圧センサー
    • 上3つ(耳に装着されたことを感知する機能)は従来にもありますが、感圧センサーは初めて搭載されました。音楽の再生や停止、電話に出る、ノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切り替えなどを感圧センサー部分で行えます。

AirpodsProのマイク

外部音取り込みマイクが背面にあります。

H1チップ SIP

  • H1ベース SiP
    • SIPはSystem in Packageの略称で、複数のチップを1つのパッケージ内に隙間なく詰め込んだAppleの製品ということが言いたいわけです。
    • 恐らく性能的には従来と同じチップなので変わらないかと思います。

下から見たAirpodsProのイヤホン

従来のAirpodsはこちらにマイクがあったのですが、Proにはありません。

AirpodsProのチップを外した図

イヤーピースの交換は簡単です。付けやすくて取れにくい仕様になっています。

外す時は思いっきり引っ張る、付ける時は向きを合わせてカチッとはめます。

それでは、早速iphoneと連携してみます。

AirpodsProの設定

パカっとAirpodsProを開くとiphoneに接続画面が表示されます。

接続が完了すると、説明が流れます。

AirpodsProのコントロール設定

感圧センサーを使っての音楽コントロールの方法が上図です。

  • 1回押して再生、一時停止、電話に応答
  • 2回押して次の曲にスキップ
  • 3回押して前の曲にスキップ
  • 長押しでアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを切り替え
  • 「Hey Siri」と話しかけるだけで、曲の再生、電話の発信、経路のチェックなどの操作が可能

AirpodsProのタイプ変更

ノイズキャンセルモードと、外部音取り込みモードの切り替えは感圧センサー長押しです。

AirpodsProのコントロールセンター説明

iphoneからも設定ができます。コントロールセンターの音量スライダーから設定できます。まぁあまり使わないです。

 

感動ポイント

まだAirpods Proを使って二日ですが、感動するポイントが7点あったのでお伝えします。

  1. ノイキャンが怖いほど静寂
  2. 外部取り込み音の自然さ
  3. Airpodsそのままの音質
  4. 付けた時の見た目が段違い
  5. 外れる心配皆無
  6. 耳が壊れる心配軽減
  7. ワイヤレス充電対応

ノイキャンが怖いほど静寂

やっぱり今回の最大のウリ!ノイズキャンセリングの機能が一番感動しました。

家で開封して使った時は、あれ?こんなもんなんだ・・・と少しがっかりしましたが、真価を発揮したのは外です。

通勤中、さて音楽を聴くかとAirpods Proを嵌めたら「ザーッ」「ブォーン」「チュンチュン」と言う雑音がキューンと無くなってまるで世界に自分一人しかいない感覚に落ちました。

ノイキャンの効き方も急激にサッと切り替わるわけでなく、本当に雑音のない世界に入っていくようにキューンと移行します。

音に集中するってこういうことか!そりゃあSONYのノイキャンイヤホン売れるわ!と思いました。

駅では辛うじてアナウンスが聞こえる感じです。突発的になる音は完全に無くなりません。

逆に常に鳴っている音、例えば空気洗浄機の音や車が走る音、電車内のガタンゴトンという音、人の話し声などは音楽を流していなくとも、かなり無くなります。音楽を更に流せば、話しかけても反応せず、肩を叩いてもらわないと気づかないレベルです。

これを知っちゃうと通常ラインのAirpodsは最早使いもんになりません。

外部取り込み音の自然さ

続いて試して驚いたのが外部音取り込みモードです。

Airpods Proの感圧センサーを長押しするとポンと音が鳴りさっきまでは静寂だった環境に一気に環境音が入ってきます。

初代のAirpodsを付けながら音楽もよく聞こえている感覚です。

この移行のスムーズさにも驚きましたが、精度もバッチリです。音楽と環境音のミックスを楽しみたい方はうってつけです。

朝の散歩やショッピングの時とかいいかもしれません!

Airpodsそのままの音質

ちょっと気にしていたのが音質です。僕はそこまで音質に拘っていませんが、以前Earinというカナル型のイヤホンを使っている時、ちょっと音が篭っているなぁと感じた時がありました。

なのでその印象から今回カナル型になった際に音質もクリーンな感じじゃなくなるのかなぁ?と勝手に思っていましたが、Airpodsの時の音質より悪くなることはありませんでした。

Airpodsの音質結構好きだったので個人的には変わらぬクオリティで安心しました。

音質の比較には疎いので他の方のレビューも参考にしましたが悪くなっているという声はなく、むしろ良くなっているという声が多かったです。

付けた時の見た目が段違い

これ!かなり僕的に大きな問題でした!何故今まで問題だったのかは後述します。

Airpods Proはうどん部分が従来より10mm短くなったので付けた時の見た目がかなり変わりました。

ノイキャンが凄すぎて皆あまり触れないのですが、初代は装着時は下に伸びる形になっていましたが、Proはインカムのように口元に伸びるような見た目になりました。

街で見かけるAirpodsユーザーは耳にかける感じじゃなくて、耳から飛び出るような見た目の人がいます。これはかなり滑稽に映ってしまっているように感じました。

Proはそんなことにはならない作りになっているので誰でも変な感じにはならないかと思います。

これが最先端のイヤホンしてるよ?という感じがして悪い気はしないです。

外れる心配皆無

これもAirpodsユーザー特にアジアの人からはわりと挙がっていた問題でした。要するに耳に合わずに取れてしまうという問題ですが、見事に解消されました。

カナル型なので当たり前ですが、Proはサイズが異なるイヤーチップが三つ付属されます。尚且つ、iphoneの設定画面からしっかり密閉されているかテストできる機能も付きました。

これにより、頭を振ったとてイヤホンが吹っ飛んでいかなくなりました。

僕はAirpodsを付けたまま上着を脱ぐ癖があるのですが、その時に従来のものだとポロッポロポロッポロ取れて、時には床に落ち、時には服の中に入り込んでイライラでハゲそうな毎日を過ごしていました。

Proで試してみたところ見事外れずに服を脱ぐことができました。本当にありがとうございました。

耳が壊れる心配軽減

Proを装着してみてふと気付きましたが、音楽の音量が小さくなっていました。

普段は環境音も入るので駅などは爆音(70%ぐらい)でAirpodsを鳴らしてしまっていましたが、Proは駅でも音量50%以下でも綺麗に聞こえていました。

大きな音を長時間効き続けるのは耳にも良くないので、かなり健康面では嬉しいポイントです。

ワイヤレス充電対応

第二世代のワイヤレスチャージングケースであれば使い勝手は変わりませんでしたが、僕が持っているのは初代なのでワイヤレス充電ができませんでした。

Proは当たり前のようにワイヤレス充電に対応していたので充電も楽々でした。

家と職場で使わない時にポンと置いておくだけでいつでも100%の充電量を維持できて便利です。

まぁライトニングでも充電できますが、ケーブル部分がピロピロして見栄えがダサいのと接続が地味に面倒だったのでこの進化も嬉しいポイントの一つでした。

いまいちポイント

タイトルで完璧ではないと記載したようにイマイチなポイントも当然あります。以下の3点です。

  1. イヤホンを耳から外す時にチップが裏返る
  2. イヤホンを付けている感覚は全然ある
  3. レイテンシーがまだちょっとある

イヤホンを耳から外す時にチップが裏返る

これ!これなんよ!!一番「ん?」ってなったポイント。

耳から出す時にこんな風にイヤーチップがぴょこんと裏返るのです。

これを片手でケース持ちながら、いちいち元に戻してしまうのが面倒でした。

多分人によると思いますが、僕は80%の確率で裏返ります。耳の奥にグイグイ入れすぎなのでしょうか?どうにかして対処したいです。そして外出先でこの現象が起きた時割と恥ずかしいです。

イヤホンを付けている感覚は全然ある

イヤホンを付けていない感覚とYoutuberが言っていましたが僕からしたら全然付けている感覚はありました。

どちらかと言うと初代のAirpodsの方が付けている感覚ないです。カナル型じゃないので当たり前ですが。

今回は耳の中の気圧調整も行ってくれているみたいですが、やっぱりカナル型なのでちゃんと付いている感があります。

長時間は付けられそうに無かったです。健康的にも長時間付けない方が良いみたいなので皆さんも気をつけて下さい。

ほんの少しだけ重くなりましたが、重いとは全く感じないです。

レイテンシーがまだちょっとある

初代と比べて見たらかなり遅延は無くなっているけどまだ若干遅れていました。

僕はよくiphoneのガレージバンドで曲を作って遊んでいるのですが、Airpodsを付けたままだと鍵盤はまだまともに使えそうにありませんでした。

音ゲーアプリも修正しないと駄目そうでした。荒野行動とかPUBGとかならいけるんじゃないかな?

これが遅延0になったら僕は泣いて喜んでAppleにお布施します。

Airpods初代と比べてどうなの?

僕は初代のAirpodsを所持していますが、正直どこでこれを使えば良いのか困惑しています。

通常のAirpodsも軽量で気楽に使えてとても良いのですが、やっぱりProを味わうともう必要なくなります

というのも僕は初代を約2年愛用しましたが、かなり使い勝手に不満がありました。まとめると以下の5点です。

  1. 接続不良
  2. うどんと呼ばれる悲しみ
  3. 頭を軽く振ると飛ぶうどん
  4. 耳が壊れそうなほどの音量
  5. Theライトニングケーブル

接続不良

二年も使っていれば、流石のApple製品も音を上げます。

ケースから取り出して耳に付けても片方からしか音楽が流れないことや、そもそも接続ができない問題が多発しました。

再接続をしたり、一度ケースに入れてもう一度取り出せば大抵改善されましたがこの手間が死ぬ程嫌でした。

うどんと呼ばれる悲しみ

外国人が付けているのを見て、なんだ格好いいじゃん!と思ってはいけません。

Airpodsそもそもの形、僕の耳の形が合わさると絶望的に付けた時の見た目が悪かったです。

ネットでも耳からうどんと揶揄されるように格好良いという見た目では決してありませんでした。

頭を軽く振ると飛ぶうどん

耳に装着して、頭を振って、Airpodsが耳から外れないかYoutuberが検証していて多くのYoutuberが外れません!と言っていましたが外れる人外れます。その一人が僕です。

もう全然フィットしなくて頭を軽く一振りするだけでスッポーンと何処かへ飛んでいきます。

屋内ならいいのですが、屋外だと無くしそうな不安感と落とした時の傷が気になっていたので若干慎重になっていました。

この感覚も堪らなく嫌でした。ああ、1000人の耳の形から計算されて作られたAirpodsでも僕の耳には適合しなかったんだ・・・と悲しくなりました。

耳が壊れそうなほどの音量

僕は基本的にカナル型のイヤホンを使っていました。そこからAirpodsに切り替えて最初は使っていたのですが、従来のAirpodsはカナル型ではないので、外で使う時かなり環境音が入ってきます。

それはそれで自然な感じでいいのですが、駅や車が走る道路はうるさすぎて音楽の音量を極端に上げないとまともに聞こえませんでした。

iphoneの音量バーで言うと7,80%はいっていたと思います。普段部屋で使う時は50%以下です。確実に耳に良くなかったし、音漏れで周りに迷惑をかけていたと思います。近くにいた方々どうもすみませんでした。

Theライトニングケーブル

前述の通り、第一世代のAirpodsなのでワイヤレス充電に対応していません。なのでライトニングケーブルの充電となります。

iphoneXsMAXに変えてからずっとスマホの方はワイヤレス充電だったので慣れていたのですがAirpodsだけはライトニングで引き続き充電を続けていました。

これが結構なストレスで、MicroUSBとは違い裏表はないのですが接続の手間が面倒でした。そしてよく断線し、充電スピードが遅い。早くUSBtypeCになって急速充電に対応して、ケーブルも丈夫に補強して欲しい。

比較すると圧倒的にProが良い

とまぁこんな感じで不満があったのですが、これがライトニングケーブル以外解消しました。

音質はよく分かりませんが多分そんなに変わっていないかと思います。中音域がどうたらとか低音が効いているとか僕の耳は馬鹿なのでそんなに違いが分かりませんでした。

音質に関しては初代の時から、不満は無かったので許容範囲とします。

そんなことより雑音が減ったとか、音量が減ったとか、フィット感が良いとかそう言った感動の方がでかいです。

Airpods Proは買いか?

以下の条件に3つ以上当てはまる人は買いなのではないでしょうか?

  • iphoneを使っている
  • ノイキャンを経験したことがない
  • 完全ワイヤレスイヤホンを持っていない
  • 通勤、ランニング時など、とにかくよく音楽を聴く
  • 街の騒音がうるさくて音楽に集中できない
  • Apple Watchを持っている

発売当初は、半日経っても次の日に届く納期で今回は爆死だったか?と思っていましたが、今見てみるとやっぱり品切れで一ヶ月待ち状態。値段は3万円もするのに!凄いなぁ。やっぱり皆、Youtubeとかの開封レビューを見て決心したのでしょうか?

よく比較に上がっているのが、ソニーのWF-1000XM3というモデルです。かなり街中で目にしますが、こちらも人気モデルです、というかお手軽ノイキャンワイヤレスイヤホンの王者です。

アンドロイドのスマホで音質に拘り、ノイキャンの質、イコライザーの調整などしたい人にはソニーをオススメ。

それ以外で上記の項目に3つ以上当てはまる人には大いにオススメできます!3万円は僕のような庶民にはめっちゃ高いけど全然買いだと思います。それくらいの感動はありました。

まとめ

airpods pro

ということで、結論は、すげえ感動した!95点!当分イヤホン買わなくていいや!です。

もうこれを越える感動があったら気絶するんじゃないの?Airpods第二世代が23,000円くらいなので、たった5,000円追加するだけで上位互換が買えるのはかなり良いのではないでしょうか?

迷っている人は記事だけでなくYoutubeに沢山実機の動画レビューがあるので参考にしながら購入を検討しましょう。

納期がどんどん伸びているので早めに決断すると良いかも!多分冬のボーナスでラッシュが来そうなのでその前に注文した方が良さそうですね。

Appleさん、ありがとうございました。大切に使います。

 

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