ヤバイが蔓延る日本
今日愕然としたのは、日本語についてだ。
近年何処へでも聞くようになった言葉「ヤバイ」なんの前触れもなく、無性に頭の中で引っかかった。
改めて考えると、「ヤバイ」の意味って何だろうと首を傾げる。
例えば美味しい食べ物なら、一口食べてヤバイ、不味い食べ物でも一口食べてヤバイ、意味が通じてしまう。
凄い便利だけど、これで良いのか?と思ってしまう。
いや、別にいいじゃんと思いがちだが、考えてみてほしい。
世の中全ての人が数少ない言葉に絞った時、何が起こるか。
僕はもう言葉が無くなってしまうのではないかと思う。
何故なら一つの言葉で分かってしまうと言うことは、言葉ではなく、表情や雰囲気、音で読み取っているように思えるからだ。
例えば、僕とA君の目の前に面白い何かがあったとして、まず僕が、「ねぇ、これやばくない?」と問いかけます。
それに対してA君は「本当だヤバイ」と言う。
この時、文だけを見ると、何の話だか分からないが、現場をイメージすると、目の前の何かがあって話が成立していることが分かる。
つまり想像がないということだ。
言葉にも美しさがあると思う、何百年も前に作られたにはそれなりのワケがあるから、僕も極力やばいを控えようと思います。
そういや、先輩から貰ったバスキューブマジやばかったな、ガチでやばかった、良い意味でやばい、本当嬉しい、ありがとう先輩。
現場からは以上です!
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