どうも皆さん、政治に全く興味のなかった若者、僕です。
週末、ブログの更新面倒臭いし、やることないしyoutubeでも見るか〜とスマホで色々な動画を見ている時に、茶番のような国会の動画を見つけました。
すげえバカみたいで面白いな〜と布団の上で視聴していると、関連動画に「報道特注」という動画が表示されていて、特に初めは見たいとも思わずに適当に暇つぶしに見ていたのですがそれがめちゃくちゃ面白い!!
詳細は最後に話すとして、その「報道特注」というチャンネル内で、「カエルの楽園」という本が紹介されていました。
物語の概要からして何か面白そうだったので、早速買ってみたところ、今まであまり考えてこなかったことを考えるきっかけとなったので、良い悪いは置いといて、考えるきっかけを与える名著として感想を書いていきたいと思います。
僕がこの記事を書く前に、色々な方のカエルの楽園のレビューを参考にさせて頂きました。
というのも、記事のコメント欄が荒れる心配をしたんですよ、政治なので左右あると思うので。
政治の話題って馬鹿みたいに盛り上がるので怖いのですが、この本を読んでみて、政治参加のために、自分にできることは
①記事のレビューを書いて情報を拡散すること
②選挙に行くこと
ぐらいなので、長文になるのですが、早速行動してみました。
注意点としては、少し「ネタバレ」があるということと、左翼の人にとってはむっちゃ苛々する内容だと思うのであまり読まない方が良いと思います。
まぁ、僕のクソブログなんで荒れようが何だろうが、どうでも良いのですが、一応先に記述しておきます。
著者の百田尚樹とは
まず、どんな人がこの本を書いたのか、簡単に紹介しておきます。
百田 尚樹(ひゃくた なおき、1956年2月23日 – )は、日本の放送作家・小説家。大阪府大阪市東淀川区出身。
政治主張が話題になる事が多いが、百田自身は「私は大阪ローカルのお笑いのテレビ構成作家であり、へんずり[注 1]好きの三流のエンタメ小説家である。政治的思想などは何もない。深い哲学もない。ただ、一介の愛国者にすぎない」といった発言をしている[13]。
政治的主張を述べる事が影響し、百田と国家観が異なる者に百田の思想と共に作品までも批判されることがある。なお、百田と国家観が異なる者の中にも作品に関しては評価している者もいる[14]。(wikipediaから引用)
有名所で言うと、探偵ナイトスクープとかの放送作家さんです。個人的に、結構凄い人だと思います。あの番組面白くて視聴率高いんで。
カエルの楽園のみならず、「永遠の0」とか「海賊とよばれた男」とかも百田さんが著者です。
カエルの楽園とは
概要
著者のことも大体分かった上で、カエルの楽園の概要を説明します。簡単に言うと
①アマガエルが、敵から逃げて国を皆で抜け出す。
②道中、天敵に襲われ60匹から2匹へ
③争いのない国ナパージュを見つけて安住。
④平和ボケ国ナパージュにウシガエル無双
⑤そして誰もいなくなった。
こんな感じです。
読んでナパージュ入国あたりから、この物語が、何をイメージしているのか大体分かってきます。
このカエルの楽園という寓話は、現在の日本を風刺しています。
何故風刺しているの?ナパージュって何だよ、ウシガエル無双?
こう感じた方のために、次項で簡単に国・種族・人物?紹介をします。
国と法
ナパージュ
日本です。英語にして逆から読むと
JAPAN⇔NAPAJ
ナパージュです。
三戒
ナパージュに住むカエルが絶対的に信頼している、鉄の掟。
つまり、9条です。
カエルを信じろ⇔交戦権の否認
カエルと争うな⇔戦争の放棄
争うための力を持つな⇔戦力の不保持
謝りソング
我々は、生まれながらに罪深きカエル。
全ての罪は我らに有り
さあ、今こそみんなで謝ろう
謝罪と賠償を要求する!!
謝罪=文化になりつつある日本の風刺でしょうか。
エンエン
ヌマガエルの国。
延々に謝罪と賠償を要求したり、怨(えん)が根深いというところでこのネーミング?
登場種族
アマガエル
恐らく難民をイメージしているのだと思います。
または、主人公ですが、この物語を客観視するための第三者です。
ツチガエル
日本人です。特に、平和ボケした。
ちょっと大げさに表現されている部分はありますが、僕は概ねその通りだと思います。
9条(三戒)大好きなところは言わずもがな。
ヌマガエル
在日〇〇みたいな人達。
政治家の血筋を辿ると、ヌマガエルが多いという揶揄に笑った。
姿形はツチガエルとそっくりらしい。
ウシガエル
中国(人)
とにかくでかく(大量に存在している)、腹が出ている(食い散らかす)。
ウシガエルって本当に何でも食べるらしいですよ。
タカ
アメリカ(人)アメリカンイーグルって言うブランドもあるしね!
かつては世界の警察と言われていたが、今は全てを網羅することはできないということを、老いとして表現している。
登場人物
ソクラテス
アマガエルの生き残り一匹目、この物語の主人公。(本当の主人公はツチガエル・ナパージュ)
どんなことでも、一度自分で考える哲学カエル。
実際に哲学者のソクラテスの名言から考えると、物語と重なって非常に面白い。
よりよく生きる道を探し続けることが、
最高の人生を生きることだ自分自身が無知であることを
知っている人間は
自分自身が無知であることを
知らない人間より賢い。
ナパージュに住む、平和ボケしたツチガエルは、より良く生きる道を探しもしないし、自分が無知であることを恥もしない。
そんなことが、ソクラテスの言葉からも伝わった気がしました。
ロベルト
アマガエルの生き残り2匹目。
最初は、ソクラテスの言葉を聞き、客観的に物事を考えるが、ナパージュのあまりに平和ボケした環境に浸った結果、3戒Loverとなった愚蛙。
まぁ、楽園へ来るまでが大変だったので気持ちはわからなくもない。
面白かったのが、後半になるにつれ、この国はおかしいという親友のソクラテスの言葉に耳も傾けず寧ろ、ブチ切れて「目が吊り上がって別人」のようになったというところ。
左翼のごく一部のヤバイ奴らと同じものを感じました。
ロベルトという名前の元ネタは分からなかったです。
国の王
天皇のことを指していると思います。
ただ、誰が言ったか忘れてしまいましたが、この国の王は何もしない的なことが書いてあったのが腹たちました。
めっちゃ頑張って仕事しているよ!!
ローラ
むっちゃ優しいツチガエル。
若者の女性で、子どもを産みたがらないところが特徴。
政治には全くの無関心で、アイドルやお笑いなど楽しいことに夢中。
国から産んでねと言われたらブチ切れる。
こちらも元ネタは分からない・・・。知りたい!!
ピエール
ヌマガエル、というツチガエルにそっくりの種族。
ナパージュにいながら、ナパージュの悪口を言い、出ていきもしない意味不明の生き物。
ギリシャ語で石って意味らしいけど、僕はそっちよりピエロ(嘘つき)をイメージしました。
面白かったのは、ソクラテスが、ピエールをツチガエルとそっくりと言うと、激怒するところ。
ウシガエル達
南の沼に生息する、残虐なカエルさん。
言わずもがな、中国をイメージする。
ツチガエルだけでなく、色々な蛙を弄んで食べたりちぎったりして遊ぶ。
すげえニタニタ笑って気持ち悪いそうです。
デイブレイク
国一の物知りツチガエル。
夜明け⇔朝日新聞、または、Day(日)をBreak(壊す)
という面白い意味が込められている。
こいつも謎で、蛙の会議を、稚拙な話術で妨害ばかりしている。
ナパージュでは、物凄い権力を持っている。
スチームボート
ナパージュを守ってくれている超強い、タカ。
つまりアメリカです。
スチームボート⇢蒸気船⇢黒船⇢アメリカという連想。
三戒を作ったのも彼。
ハンニバル三兄弟
ナパージュで最強の兄弟。
身体が大きく、力持ち。ウシガエルとも戦える。
ただ、3戒を破ったことから、死刑であったり、目潰し、腕を切られたりした。
本当、可哀想でした。
陸・海・空軍のことだと思います。
シャープパイプ
ウシガエルが襲ってきても、絶対に抵抗してきてはならない、話し合えば解決する!と話した語り屋のカエル。
恐らく、#+筒で、井筒 和幸さんのこと。
「永遠の0」否定してたし、「他国が攻めてきたら日本国民は無抵抗で降伏すればいい。すぐに首相や政治家が和平条約に出るんです」という新聞インタビューから。
スーアンコ
下手くそな絵をそこら中で書いている、戦い嫌いのカエル。
四暗刻(スーアンコウ)とは、麻雀における役のひとつ。役満。暗刻を4つ作って和了した時に成立する。門前役。暗槓が含まれていてもよい。
(wikipediaより引用)
上記より、役満⇢やくみつるさん。
リトルリリィ
昔、人気のあった踊り手のカエル。
日本語に直して、小百合⇢吉永小百合
TBSラジオにて、「憲法9条はバイブルのように大切なもの。絶対に変えさせるわけにはいきません」と語ったとのことで、恐らく間違いない。
ハンドレッド
ナパージュの真実を知っている数少ないカエル。
恐らく、百田尚樹さんご自身。
最後には無残にも・・・。
マイク
ナパージュのエンターテイメントをまとめる司会。
多くの日本の報道番組の司会などを風刺していると思われます。
プランタン
マイクが呼んできた、語り屋カエル。
プランタン⇢春
こちらの記事より
「もういいと言うまで謝らなければいけない」(カエルの楽園:プランタン)
⇢「相手国すっきりしたわけじゃないけれど、それだけ謝ってくれたから、わかりました、もういいでしょうと言うまで謝るしかない」
なので、恐らく村上春樹?
プロメテウス
国の意向を決定するお偉いさん(元老)の1人。
若く、現実問題を直視して、具体的なアイデアを提案する。
恐らく自民党(安倍首相)もしくは、現実を見て、正論を放つ議員。
ガルディアン
元老の1人、無能。
ウシガエルが攻めてきた時も対話で何とかなると思っている無能。
恐らく民主党などの野党。
フラワーズ
オタマジャクシに手足が生えた程の子ども。
恐らく、シールズのような学生デモ団体のこと。
語源は「頭の中お花畑」からだと思います。
カエルの楽園の感想
僕は、この本を読んだ後、どうしようもない不安に駆られました。
こんな危機的状況の日本の中で、日本国民としてこれからどうしようかと。
それと同時に、こうも思いました。何かしなくちゃ。
戦争は起きない、大丈夫だよアメリカが守ってくれるし、なんてったって9条がある!
カエルの楽園でもほぼ同じセリフがあると思いますが、僕はこのフレーズ、本当に恐ろしいと思うようになりました。
それは、僕が漠然とそう思っていたからです。
今の日本はカエルの楽園のローラのように若者の男女どちらも関心があまりないです。
ただ唯一救いなのが、頭の中には情報の偏りが無いということです。何故なら、TV・新聞を読まなくなってきたから。
これからの時代、情報収集は命を繋ぐ手段になっていきます。
カエルの楽園のデイブレイクで分かる通り、偏向報道は洗脳と同じで、誰かが正さないとあなた自身が都合よく使われ、都合よく捨てられるのです。
大事なのは、国にとって何が一番良い選択なのか考えて行動することだと思います。
いやいや、何で国のために行動しなきゃいけないんだよ?自分の身を第一に考えなければいけないだろう?
と思う人もいるかもしれません。これも一意見だと一応耳を傾けますが、僕の考えとしては、国を守ることは国民の義務だということです。
うわあ、すげえ右翼の意見だ・・・。と思うかもしれません。
でも僕は、国を守るということは、家族や生活、自分自身を守る事でもあると考えています。
国を守る義務なんてない!!という人に対して、じゃあ国って何なの?と聞きたいです。只の土地?檻?名ばかり?
国(くに、こく)は、一般的に、住民・領土・主権及び外交能力(他国からの承認)を備えた地球上の地域のこと[1][2]。ほとんどの国が憲法を成文法で作成し[3]、自国の権利や能力を他国に表明している。
(wikipediaから引用)
wikipediaではこう書いてありますが、僕は、国は領土を守るシステムだと考えています。
家族に例えると町内を徘徊する不審者が出た時、家族を守ろうと、防犯ブザーなり、なんなり対策を教えますよね。
中には、ただ気をつけろとか夜遅くまで遊んでいるなとか話すかもしれませんが、家族を守ろうとするはずです。
国を守る義務なんてないと話す人は、この時「家族を守る義務はない」と言うことと同じだと思うのです。
ちょっと、こじつけかもしれませんが、僕のために家族があるわけではなく、僕は家族(家)の構成員の1人にすぎないのです。
なので、国に当てはめると、僕のために国があるのではなく、僕は国の構成員の1人ということですね。
逆に分かり辛くしてしまった感は否めないですが、言いたいことは国を守ることは国民の義務だということです。
田原総一朗さんも同じく、義務と言っていました。個人的に議論をかき回すのであまり好みではないのですが、この言葉には同意しました(笑)
これからどうすればよいか
今の僕にできることは冒頭でも話した通り、
①記事のレビューを書いて情報を拡散すること
②選挙に行くこと
この2つです。まぁ後は政治家になるとか官僚になるとかありますけど、現実的ではないので。
①では間違った情報を正して、皆に教えてあげるといったところです。もしくは、これって正しいよなと思った情報メディアを拡散すること。
②に関しては、まずは興味と危機感を持ってもらうことです。
恐らく多くの人が、カエルの楽園の登場人物と同じく、楽観的で平和的で、自分に関係のないことだと思っている。それに加えて、間違った情報を鵜呑みにしている。
良い国を作っていくためには、正しい政党が正しく日本を導いていかなければいけません。ただ、その正しい政党を選ぶのは選挙です。
正しさの定義は数値と結果、成果で見ていきます。この政党に変わって、どんな問題が解消されたか、どれだけ国債が減ったかとかを形になったものを見ていきます。
数値的データの出処に関しては、総務統計局とか色々探せば出てくるので調べてみてください。調べてどうなったか自分で判断することが大事です。
選挙は現在も行われていますが、圧倒的に若年層の票が少ないです。かく言う僕も選挙には行きませんでした。何故なら興味が無かったからです。
なので、まずは若年層が選挙に行くように興味や関心を刺激するようなきっかけが必要なのです。
カエルの楽園はそんな刺激をくれた名著だと思います。
しかし、同時にカエルの楽園を何の解説もなく童話として読む人も出てくるでしょう。
友達に進められたから、読んでみたとかですね。
この話は、童話ではなく、寓話、つまり「例え話から教訓を得る」ものなのです。
日本の現状を例えたこの物語からいかに教訓を得るか、それが大事なのですがそもそもそこに気づかなかったら本末転倒です。
なので、僕がカエルの楽園を知ったきっかけのこの動画をおすすめします。
16分あたりからカエルの楽園の話があがります。
このカエルの楽園を教訓とするための気づきがこの動画にはあるので、是非視聴してみてください。
僕のこの記事が誰かの気付きになったら凄く嬉しいなと思います。
みんなのコメント
現代の日本を風刺した作品ということですが、
事実は全く違うので、ただの煽り本にしか見えないんですよね。
(1)9条1項は戦争放棄。
・国連加盟国のすべてが戦争を放棄している。日本国憲法に特別のことではない。
・この戦争に、集団安全保障と自衛権の行使に基づく武力行使は含まれない。
(2)9条2項は、集団安全保障と自衛権の行使のための戦力を否認していない。
(3)交戦権の放棄は、戦争放棄を改めて宣言しただけ。
(4)日本政府は交戦権を自衛行動権と呼称してるだけ。
(5)外国の武力攻撃に対処する法整備も完了してるので、特に問題なし。
なにが怖いんですか?
なるほど?
今の若者が政治に無関心なのは怖いと思います。